鹿おとこからのメール

Y女史が親しくなることを願ってやまない、社内便の男性と
どうやったら親密になれるか、「電車男」よろしくネットを通して
みなさんからアドバイスを受けるコーナー。


お待たせしました。最近行事が立て込んでいたのと、会社の引っ越しで
恋愛話をしている余裕(+雰囲気)すら無かったため、Y女史から
進捗報告を得ることができず、当コーナー滞っておりました。


前置きはそれくらいにして、さっそく本題へ。


まずお互いの携帯メールアドレスの交換に成功したY女史♪
否応無く盛り上がる社員一同(部署で知らない人は居ない)。
「メールこないですよぉ」と遠慮気味にも期待しちゃうY女史に、
先輩社員として「携帯を常に目の届く所に置いておくように」指導。
夜9時くらいになったので「こっちからお疲れ様メールしなよ」
と背中を押してみた。Y女史、一人になってから
「仕事中ですか?頑張ってください」と応援メール送信の金曜日。


連休が明け、私は「オープンアクセスの日」に出かけ、
翌日は埼玉の奥地まで外出していた。その間の進展は。。


鹿おとこからのメールが来ない!Y女史が「シカトおとこ」と呼ぶ
理由がやっと分かった!Y女史の胸に怒りの炎が密かに着火!


鹿おとこ便でようやく会えたY女史、もちろん聞いてみる
「何度もメールしたんですよ?」
鹿おとこ「いいえ、着信0になってますよ」


「むかつく〜!そんな嘘つかなくてもいいじゃないですかぁ!」
病院から戻ってきた私に、Y女史、悲鳴ともとれる叫び。
「ひどいですぅ!わざわざ『あとでメールする』って言っておきながら!」


・・・( ̄− ̄; すまん、Y女史。それは許してやってくれw
実は私もメールのチェックは一ヶ月以上、平気でしない。
メールセンターへの問い合わせ、ってやつ?もう何か月もしてないよ。
鹿おとこの言葉を、ここでは信じてやろうじゃないかw


そして翌週。Y女史は朝6時半、突然携帯メールに呼ばれる。
待望の鹿おとこからのメールだ!
内容はヒアリングし損ねているが、Y女史は既に疑っている。
「絶対、仕事の伝票見て、思い出してメールしてきたんですよ!」


微妙だ、朝6時半・・・。鹿おとこは朝5時に起床して、
5時半には家を出るという情報は事前に入手している。
家を出て1時間。彼が伝票を手にする可能性は否定できない。
しかし6時半。。本当にそんな時間に、出勤するのだろうか??


かわいさ余って憎さ100倍。いや、まだ50-50というところだろうか?w
Y女史は刃渡り30cmの刃物で、いきなりシカトおとこを刺す気満々w
金庫の中に彼が入ったところで、挨拶ぬきでいきなりブスリ♪
(金庫の中には防犯カメラが付いてるよw でも死角を利用しようね♪)


あ、これ、殺人予告じゃないですからw
予告in.に引っ掛かっても無視してください>警視庁サイバーなんとか殿


そしていよいよ私たちの引っ越しの日時が決定した。
今度こそ鹿おとこには会えないと思ったY女史は、携帯メールで
「もっと仲良くなりたかったです。良かったら食事でも」


ををー!頑張った♪ 彼に好意はバッチリ伝わったであろう!


し か し 。    のーれすぽんす・・・


Y女史の殺傷計画は刃渡り30cmから60cmへと拡張。
そこまで行くと刀剣だね。銃刀法違反だね。
しかしそれくらいの長さがないと、彼の脇腹を突きさして、さらに
金庫の壁に串刺しにすることはできない。


あ、これ、殺人予告じゃないですからw
予告in.に引っ掛かっても無視してください>警視庁サイバーなんとか殿


台車に荷物を載せて運んで来たシカトおとこ。Y女史に言わせると
「私の顔を見た途端に、思い出してハッとしたような表情になった」
悲観気味のY女史のコメントだから、形勢判断は難しい。
なぜY女史のメールに返事をくれないのだろうか?


「聞いてくれますか!」今にも刃渡り60cmを買いに出掛けそうなY女史。
シカトおとこは「来週までは本当に忙しいので」との返答したと言う。
いよいよ金庫での串刺しが現実味を帯びてくる。
私の「だいしゃ女」のコーナーも大惨事で終幕となるかもしれない。
誰がこんな結末を予想したであろうか?!


でも大丈夫。「獄中Y女史との面会」カテゴリー立ててあげるから♪


あ、これ、殺人予告じゃないですからw
予告in.に  あ、もぅいいですかw


ダメ押しにもう一度、食事の誘いメールを出したY女史。
「NGでもいいですから返事ください」
今度は1時間もしないうちにメール着信あり。
「便を届けに行く機会はまだあるかもしれません」といったような
内容。Y女史は既に違うビルに引っ越してしまい、シカトおとことの
頼みの綱はメールのみ。そのメールに「食事OK or NO」に
一切触れることなく、引っ越しの件にだけ返信してきたシカトおとこ。


「もうダメですー! 私は何を楽しみに生きていけばいいんですかー!
 しかもメールの最後に何て書いてあったと思いますか?
 "See you" ですよ! しかも笑って手を振ってる絵文字付きですよ!」


絵文字で既に引き気味のY女史は、今必死に刃渡り60cmの計画を
胸の中から払拭しようと努めている。
同僚として、何かできることはないだろうか… 周囲も気にしている。
私たちにできることは…
金庫にシカトおとこを監禁することくらいww


引っ越して今は週末にしか人が行かないから、この時期なら臭い始める前に
変わり果てた姿のシカトおとこを発見することが可能であろう♪


さぁシカトおとこくん。「獄中Y女史との面会」コーナーが始まる前に
散々気を持たせた落とし前はきっちり付けてもらおうか♪w