ソーシャルメディアを仕事に?

ソーシャルメディア地震で活躍したり、ビジネスチャンスを
拡げているのは事実である。
私自身、このブログやTwitterで、仕事に結びつく人脈を
得られたことは、今の会社で働くに当たって大きな礎を
築けたと思っている。


しかし、それはあくまでソーシャル。
ソーシャルメディアを広告媒体としている会社や店舗は多いが、
ソーシャルメディアソーシャルメディアたる機能の利点を
生かしているとは思えず、ちゃらいウェブサイト、そんな
印象しか受けない。
本気でソーシャルメディアから利用者の本音を聞き出そうと
考えるなら、かつてのTwitterでの孫社長なみに、
個人相手に真剣に問答しないとならんだろう、と思う。


それができないなら、将棋連盟の米長会長のTwitterみたいに
一切フォローしないこと。
ああ、呟きまくるのだな、と潔い。


蛇足だが、米長会長にお会いしたときに
米長会長:「私もTwitterをやってましてね」
ここ:「存じ上げてます。あのダジャレだらけなw」
一緒に居たプロ棋士がフリーズ。
でも、そのダジャレが人気だということを、ご自覚で
それで楽しんでもらえるなら♪、という雰囲気。


ソーシャルメディアを活用する商売は、したいなら止めないが
企画した人に話をきくと、個人では利用してない、という人が
案外多い。
使ったことがない人に、活用している人の手助けができるのか?
これから使おうという人に、正しい使い方をアドバイスできるのか?


ソーシャルメディアは今、使い辛い時代だと思う。
この嵐のような流行が過ぎないと、以前のような活用は
難しい。
この苦境で新しい使い方を見出した人が、またソーシャルメディア
良い状態に変えていくのだろう。