ハプニング…脳内地図矯正京都旅行記(救急)

さて。京都旅行記(写真のない記事)ハプニング編、第2弾。


こっちの方が、私的にはメーデー行進より痛かった。リアルに。
いっぱい迷惑もかけたので、あえてエントリーしておく。


メーデー行進ゆえの交通規制にあい、観光スケジュールが
乱れてしまった日の午後。
金閣寺から龍安寺へ行き、ややフラつき気味になる程度に
足に疲れが出ていた頃。


仁和寺に行こうと歩いていました。


龍安寺仁和寺は隣合ってる?けれど、
いわゆる山の端ってやつで、なんとなく街中よりは
土埃が混ざったような風が吹いていました。


ええ、埃が混ざっていたのでしょう。
突然、私の左眼に、巨大なゴミが入ってしまいました。


こするとヤバそう!と咄嗟にも判断できる激痛。
歩く足を止めて、涙で洗い流そうと努め、同時に洟でも
グシャグシャになってしまいました。


仁和寺に着いても、痛みは取れません。
写真を撮ろうと構えるカメラも、水平が保てないほどに。


痛みで不機嫌になり、同行の両親もいいと言うので
仁和寺はスルーしてしまいました。苦。
嵐山電車まで歩いて、嵐山へ異動。


嵐山を散策して夕食もとって、京都行きのバスに乗った頃。
いよいよ痛みがシャレにならなくなって、京都駅に着いたらすぐに
病院へ。


間も無く20時という時間で、時間外診療も受け付けられない…
仕方なく目薬でガマンしようかと一度は思ったのですが。
目を開けても閉じても激痛で、この時にはもう、瞼は腫れていました。
この時の痛みを喩えるなら、蝉のギザギザな足を眼に入れられた感じ。
もう、埃が入ってる、という感覚ではありませんでした。


救急眼科を探したのだけど、府立医大しか無い、と。
府立医大に電話したら、別に眼科の専門医ではないよ、と。


それでも他に無いなら、行くしかありません。
まだバスもあったでしょうが、京都駅八条烏丸から
タクシーに。


府立医大は…かつて父が仕事で何度か行ったことがあるとかで、
御所に近いというのは知っていたのですが、
なんだかよりによって、一番混んでる(繁華街の)道路じゃないの?
という不安がありました。
タクシー代、2000円強。


診てもらったところ、眼の中に既にゴミはなく、
瞼の裏に、出来物ができていました。
ゴミで傷が付き、そこが炎症を起こした可能性があるとか。


診察のため眼に麻酔を入れてからはケロっとして、
お風呂入れないとか、余裕をかましていたのですが。
30分で切れるとの予告通り、病院を出る頃にはズキズキ。


帰りも、またタクシー。


というお粗末なハプニングのせいで、京都駅と御所、鴨川の位置関係を
しっかり把握しました。
地下鉄ではわからない、距離感ってやつも。


平安の時代、八条というと、もう辺鄙な所だったよう。
なんだ、平安京小さいな、と思っていたのですが、
いやいや… やはり瞼に傷が付いたら、牛車に乗ってしまうよね。