隣の席@カフェ

カフェで勉強する人は、けっこう多い。
勉強道具広げたまま、スマホSNSやり続ける人も。


しかし、今日の隣人は違う。
どうやら医師2人。
たぶん専門医か何かの、試験前対策。


症例を出題し合って、考えられる病気を考えて、
治療法を検討して、施術の方法や手順を確認し合って。
他の人がやってたことを、自分たちでも可能か検証して。
文献やノートを確認して。


ここは医局か?ってくらい白熱している。


たぶん彼らにしてみても、こんなことは趣味ではないはず。
試験前で必死なのかもしれないし。


でもプライベートを、こんなに勉強に割けるのはすごいと思う。
自分が生きていく上で、必要なんだと自覚しているのだと思う。


既に自分の力になってる、世界中の医師からすれば、
持っていて当たり前の知識でありモチベーションなのだろうけど。


それでも人間、知識はコピー出来ないから、
一人ひとりが習得の努力をしなければ、どうしようもない。


こういう積み重ねが「自分を買う」ことになるのだと思う。


私はまったく興味がない、会社を辞めたら絶対に関わりたくない、
情報処理の国家資格を取ろうとしているのだけど。
ベクトル間違ってるな、と思う。
寝る時間を割いても、会社では価値を認めないのだから。


情報処理の世界で生きる気がないなら、犠牲の方が大きい。


隣人のように、目的と目標をきちんと掲げた方が良い。
分かっているなら、行動に移すのみ。