左小指だけリハビリ継続

怪我をしてもう数年になります。
左肩の腱板を損傷したのですね。

いろいろな不運が重なって、約1ヶ月腫れ続けて
その痛みの強烈さから、CRPSを発症したのです。

CRPSの診断は難しいといいますが、私の場合、はっきりと
診断できたそうです。
すぐに星状神経節ブロックを始めないと、一生腕は動かせないぞ!と
「イヤ」とか「こわい」とか言える瞬間もなかったです。

そんなでCRPSは難治性と聞くけど、治すことができました。
最初は週一でブロック注射を受けて、最後は2か月に1回くらい。
始めて二ヶ月で効果が無い場合、続けても仕方がないと言われるようですが
少しでも効果があるなら続けたい…とおっしゃってくださる
良い医師団に恵まれました。

私の場合、このCRPSのせいで腕が動かせず、結果として当然ながら
フローズンショルダーになってしまいました。
このフローズンショルダー治療のリハビリのほうが
長くなってしまっています。

東京在住のときは、1週間に一度、リハビリに通って
最後は左手小指の第2関節が曲げられないだけ、他は難なく動く
ところまで回復しました。

昨年2018年3月末に、北アルプスの麓へ引っ越しましたので、
リハビリの病院も変わらざるを得なくなりました。

引っ越してすぐは色々忙しく、病院にかかることができず、
やっと初診を受けたのは9月でした。

新しい病院では、医師がCRPSだったことを心配したけれど、
リハビリを中断して固くなってしまっていた手のひらに
筋肉注射をして、なんとか滑りを取り戻し。

小指一転集中で、月に数度、リハビリに通っています。

ほんの30度くらいしか曲げられなかった指が、
なんとか70度くらいまで曲げられるようになりました。
そう、具体的に表現すると
傘の柄を握れなかったのが、太いペンなら握れるようになった、
ということです。

調理をするときに、ニンジンを切るのに支えられなかったのが
ニンジンを握れるようになった。
まだほうれん草を握って水を切ることはできません。

リハビリは毎日家でもやっていて、痛いのは痛いのだけど
諦めたら、あとン十年、絶対に動かせなくなりますからね。
カラオケでマイク握る小指が、ピンと伸びてたらカッコ悪いもんね。

ということで、小指完治を目指します。