たぶん、その哀しみは

あなたはきっと怒っていたんでしょう。
不安でもあったのでしょう。
理由がわからなくて、とにかく寝てしまえ!と倒れたのでしょう。


怒ったときは、その場で怒りましょう。
混乱して倒れるなんて、(あなたにとって)損ですよ。


と言われたので、2日経ったけど怒ってみた。
周囲は既に納得していて、まぁまぁ、と言うだけだった。
言葉にしてみると、怒りはどんどん膨らんでいくものだ。


「そんなふうに思ったの?」


と問われて、発した言葉は私の本心ではないことを知った。


余計に混乱した。開いた口にケーキを放り込んでみた。
何も解決しない。いつもと違うコンビニに寄った。
馴染みの無いオヤジに「どうもありがとう」と釣りをもらい、
なんだか自分の歩幅も分からなくなった。


あなたが今さがしてるもの その心の中にきっとあるわ
だからたぶん、その哀しみは 周りのせいじゃない


↑は、小田和正作詞。
私は遠心力にとても弱い。すぐに酔う。
だから私を、振り回さないでください。