本の流通事情

梅田さんのブログで「ウェブ 時代をゆく」が本屋に無い、と書かれていた。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20071123
特に地方に?


私が学生時代(地方国立大)は、東京でベストセラーが売り切れて
何日も入らない、とニュースで放送されても、大学の生協では平積みで
入手困難なんてことは無かった。だから「地方で」と聞いて、え?
と思った。


でもそう言えば、ここ数年で小さい書店はもとより、老舗の大型書店が
ガンガン倒産している(故郷)。連休に実家に帰っていたので、
その数少なくなった「まともな本屋」に行ってみた。


本当だ。「ウェブ 時代をゆく」が無い。


フューチャリスト 宣言」と「ウェブ 進化論」は並んであったから
確かに「ウェブ 時代をゆく」は売り切れているのか、入荷できていない
のだろう。驚きだった。


ちなみに拙著は棚に2冊、【ちゃんと】売れ残っていた。
そもそも私は「ネット」をテーマにして書いているのに「郷土」の
ブースに置かれているのが敗因だと思っているのだが(爆)
最近では、棚にあるだけで感謝している。


東京へ帰って来て、駅構内の小さな書店に寄ってみた。
「ウェブ 時代をゆく」はPOP付でふつーーに平積み。
私の学生の頃と配本事情が随分変わったんだろうな、と思う。
「情報」の一形態である「本」は、これからの情報時代、どう
その役割を変えていくのか。身近で見守っていられるのは興味深いかも。