読書の秋に

ありがちだけど、今年は「読書の秋」にしようと思う。


秋だからね〜 なんて感傷に浸って決めたのではなく、かなりの
危機感を覚えてなのだ(汗


昨年の12月に、はてダ(まさにここw)で短編連載小説を書いて(爆)
自分の趣味的レベルでは満足であったw
バックアップの意味で下書きはしたけれど、誤字など以外は校正ゼロw
オチがオチだっただけに同僚T女史には超不評(笑)。でもあのオチは
誰も予測できなかったと言うww


最近、機会があって読み返してみたのだが、焦った。
「これ、私が書いたの?!」 …て、自慢じゃくて、本当に焦った。
んで放置したままの続編も読み返してみた。やはり!
あきらかに文章が下手になっている。それでも、この放置小説ですら
今の私には執筆不可能と思える。


もしや、このブログのおふざけ調文体も影響しているのか?!
ブログではリアルでは絶対に使わない言葉も平気で使っている。間違った
日本語もわざと使ったりする。「そろそろ間違った使い方はやめたら?
冗談だって分かってくれない人も居るかもよ」と母に言われた。


小説を書くときはなぜか神っぽいのが降りてきて、ものすごい勢いで
文章を書かせる。1時間で原稿用紙30枚分を書いたことがある。
正確には「打った」かな、本当に手書きならこのスピードは無理だろう。
神の書く文章は、あとで自分で読んでも驚く。


振り返ってみれば、学生時代、専門は「神話」だったけれど、研究室が
比較文学」だったので、世界中の文学の講義を履修した。
レポートのためもあったが、それとは関係なく自主的にかなりの「文学」
作品を読んだような気がする。


社会人になってからしばらくは読書をしていなかったのだが、ある日
突然に綾辻行人にハマり、彼と仲の良い有栖川有栖


(『安楽椅子探偵』という企画物のテレビ番組があった。
 まず事件編番組が放映され、この段階で視聴者は犯人を推理して
 テレビ局に回答。のちに解決編が放送され、犯人を当てた視聴者の中から
 一名、なんと!100万円が当たる。
 この構成を京都:綾辻、大阪:有栖川が共同で行っていた。DVDも出てるよw)


にもハマり、そのままいわゆる「本格ミステリー」にハマり・・・


「トイレにも行けない」ほど忙しいにも関わらず、寝る前には文学作品を
読んでいた。


神はこうした中から生まれたんじゃないかと思う。


しかし眠らずに働いたせいで脳をぶっ壊したあと、どうも読書は苦手になった。
頭痛がしてしまう。それでも病気のための課題本や、ネットに関する説明本、
梅田さん関係、将棋入門(爆)はゆっくりながらも読む。が、かつて愛した
「文学」ものは、ハリー・ポッターですら途中で放棄している。
文章を書く以上は、やはり読書量がものを言う。読まなければ書けない。
ブログなどはもちろん「読む」のだけど・・・


というわけで、読書の秋といっても「文学」系を中心に、半ば切羽詰まった
心境で(笑…ぇない…)読もうと思う。「生きるための水」には直結しない
だろうが、ぃや、私にとってはまさに「生きる」ために読まなければ。


なんて意味深な一行で結んでみる。w


某氏たち。。頼むから「フランス行き」とかいう誘惑をチラつかせないでくださいw