将棋と私

ええ。正月早々、不愉快極まりないことが度重なりまして、ブログ
(日記)を書こうという気はサラサラ起こらなかったのです。
が、リアルはというと、将棋三昧でした(笑)


年末は毎日父による指導対局。年が明けてからはNHK杯観戦やら
弟との真剣勝負など。
ぶ厚い駒落ち定跡本を持って帰ったのに、そういう一人で出来る
お勉強は無しで、「重たかったなぁ」という印象のみが残りました。


弟Aは旅行にもマグネット将棋を持ち歩くやつで、電車の中でも
指していたから、かなり強いのでは?と思っていたのですが。
なんと弟Bも将棋にハマった時期があり、父とよく対局していた、
とのこと。つまり電車の中で弟Aが対局していたのは私ではなく
弟Bだったようです。
弟Aに限っては学校で将棋仲間が居て、よく休み時間に指してた
そうです。それでも私が指そうと誘ったとき「何年ぶりかなー」
と言ってました。


その弟Aと、中盤まではいい勝負というか、私は断然優勢で
途中で父が覗きこんだ時には「弟Aが負けるのは時間の問題」
だったそうです。


ですがねー。年季の入り方が違いますね。途中で勘を取り戻したらしい
弟Aに、終盤めちゃくちゃやられまして。というか、私が大悪手を
2連ちゃんで指したらしく、結局は弟Aに勝ちを譲ってもらうという
展開でした。
「将棋って、やっぱり経験…?」 ちょい落ち込みましたよ(笑)
「将棋塾通ってたら強くなる?」 ブルーにね。
「強くなりたいの?」弟Aに聞かれてぐぅの音も出なかったっす。。


そこで判明したのが、どうやら私は小さい頃、将棋
やってなかったらしいです
駒の動かし方もたまに怪しいですしねw
弟AもBも、私が将棋をしている姿を見たことが無い、と言うのです。
父も駒の動かし方くらいは教えたかもしれないけど、勝負した記憶は
無い、とのこと。
やっぱり! 嫌いだったんですよ! たぶんルールを覚えたくらいの
段階で! 先を読むなんてとんでもない!とか思っちゃったんですよ!
はぁ・・・
平手で指せるようになりますかねぇ??


NHK杯ですけど。父と観てました。というか、私が観てたので
父もやって来て見始めた、という感じです。
「これはー、歩を取るよね」
「馬でかー? 何の意味もないじゃん!」
「でも他に動かせる駒がいっこも無いじゃん!」
「んー、そうだなぁ」


「ここは受けるしかないな」
しかし実戦は攻めた。
「どうしてー?なんで攻めるの?今のは受けなきゃだろ?!」
「それがねー、プロはこういう局面、攻めるみたいよ」
・・・と、最近棋譜再現ばっかり見ている私が言っちゃってみたりする。


まんまと渡辺竜王の手中にはまったな、と自覚しながら正月を過ごしました。
新年はしょっぱな佐藤慎四段の将棋塾ですー
「将棋日和」で指導対局して頂いて、めちゃくちゃ凹んだ記憶が生々しい。。
8枚落ちなのに「馬」取られた痛恨のミスです。角道読めないのに角取られて
ほんと、逃げだしたかったですよ(涙)
あのときはねー。金で馬を取られたのです。でも馬を取ったら、金は必ず
取られちゃうんです。しかも3方から狙ってたんですよ。
だから絶対に取らない、と思っちゃったんです。ところが、その「まさか」です。
凹みましたねー


佐藤せんせー!藤倉せんせーに「受けがなってない」って言われましたーw