第二回ぷっちぷちシュンポシオン丸の内

わずか2人のシュンポシオン、2年振りの2回目です☆
今回もid:teraponが出張のついでにw 開催ですw


土曜日、teraponがブックフェアに行ってきたとのことで
その話でまず盛り上がりました。
iPadと書籍電子化の話。
新聞の電子化はともかく、チラシはまだまだリアルだよねw
でもチラシも電子化されてるんだよー、なんて話を。


ぽー氏が自炊していることや、でんしか氏が書籍電子化を
具体的に始めたことや、実はMyOpenArchiveの本拠地は
京都であることなんかもバラしておきましたw


軽く食事を摂ったあと、jaxaブースへ行き、
「ここも事業仕分けで削減されるんだよー」と知らされる。。
個人的な趣味としては、あの展示内容は特に刺激されるもの
ではなかったけど、今まで知らなかった人には
NASAJaxaの活動内容がよく分かる物だと思いました。


子供のうちに興味を持つと、宇宙飛行士になる夢は
夢で終わったりしませんよ(毒


で! なぜか東京在住ではないteraponに、丸善本店を
案内されるww
丸善とは業務上、切っても切れない縁なのですが(何
遊びに行ったことはなかったです。


松丸本舗」には驚きました!
「こんな陳列、ありえないでしょ!」と思う奇抜なレイアウトに
最初はただただ驚くばかりでしたが。
進むにつれ、この陳列には陳列した人の「文脈」があることに
気付かされ(「文脈棚」と呼ぶんだそうな)、
teraponいわく
amazonの『この本を買った人はこんな本を買っています』より
 よほど参考になる」。


一見、支離滅裂な陳列でも、やはり自分の興味のある内容には
目が行くものです。が、その隣にある本も、同じくらい関心を惹きます。
他の書店だと分類が全然違うので、近付くことすらない棚に置かれて
いるような本です。でも、そういう本を手にとってみたくなる。
teraponなんかは「リコメンドされてる本の方が気になる」と
言ってましたw


まさにコンセプト通り、博物館のようでした。あれは楽しい。
「ISIS」の名前は聞いたことがあったのですが、あーゆーことだった
のですね。


期間限定なのか分かりませんが、松岡氏の校正ゲラが展示されてました。
開いてみるところは職業病か?w
でも思わず口から出た言葉は「これ、初稿?!」
赤字の量も半端じゃないですけど、その内容も半端なかったです。
正直、うへぇーという感じ。
あんなゲラを編集者から戻されたら、私なら断筆しそうです。


あの空間に居て、自分はいかに本を読んでいないかということを
つくづく実感しました。


大型の本屋に行くと、やはり自分が本を読んでいない、というのは
分かるのですが、自分には関係ないと思っているジャンルの
本は、いかに読んでいなくとも気にならないものです。
そして私の場合、文学のコーナーに行けば、並んでいる本の半分近くは
読んだり知ったりしているので、さして危機感は持たないですね。


でも「松丸本舗」では違います。自分が読んだことのある本の周囲に
それと似たような題材を扱った別ジャンルの本があって、自分は
「なんで今までこの関連性に気付かなかったんだろう?!」って
思うんです。
読んでない本、ありすぎです!


松丸本舗」はきっと松岡氏の文脈で並んでるんだと思いますが、
きっと本当は、私向けの陳列があるはずなんです。
だけど…自分向けの陳列棚を作るには、やっぱり読書量が足りなすぎ。
松岡氏の「まとめ」で満足するんで充分です。


吐きそうなほど、読んでみたい本がたくさんありました。
積読になるんで購入してきませんでしたけれども。
もっと早く行ってみれば良かった。というか
連れて行ってくれたteraponに感謝☆