例えるなら高速道路の側道?

自分なりの「けものみち」に行きたいー!
大企業でそれなりにやって来た人がけものみちに進むのは
それほど難しくないって、私が証明するよ!


なーんて言っておきながら(汗
薬漬けになって早5年。そのうち4年近くを
休職するという無様っぷり。


「病気に見えない」とか
「あなたが病気だとしたら、それは甘えよ」なんて
未だに言われるけど(激汗
他人には言えない過去もあるわけで(何


自分の好きなことは全くと言っていいほど進展がなく
「それでメシを食う」方法もとん挫していて、
このまま45歳を過ぎたらシャレにならんー のだが。


カテゴリーにもある通り「将棋漬け」になってみて、
多少なりとも「良かった」と思える。


最初は、ネットを使った将棋普及に大貢献することになった
梅田さんの「リアルタイム観戦記」を読んで、
感想をブログに上げたこと。
当時から私にとってブログは充分自己表現の場になっていた。
だからブログを書くこと自体のハードルは低かったけど
やはり将棋にまっくらな者が将棋ネタに触れるというのは
怖かったのは事実。


「無鉄砲」とか「プロの敷居の高さがわかってない」とか
言われたが、その意味すら分からず、のこのこ大本山
東京将棋会館大盤解説聞きにいって、そこでそれなりに
楽しんでこれたのもラッキーだった。
「男性ばかりで行き辛い」という声は、残念ながら今も聞く。
お構いなしに行けるのは、やはりそれまでの職場環境のおかげ。


「将棋のルールも知らない女性が大盤解説に来るようになった」
関係者がそう挨拶されるたび、私のことですか?と
思ったりする(笑


数年前、私のブログを読んで「ズブの素人でも楽しめるのか」と
深浦王位(当時)の解説会に行ってきたというブログが書かれた。
深浦王位のおしゃべりが楽しかったのが一番の理由と思うが、
それでもその人にきっかけを作ってあげられたのは素直に嬉しかった♪


約2年。リアルで私が「北アルプスの少女の将棋漬け」の著者と分かると
「読んでるよ!ブックマーク付けてるよ!」
「あのブログを読んで、自分も将棋塾に通おうと決断できました」
という声を聞くようになった。
それは本当に、嬉しい(感謝


たぶん、私にとって将棋を習い始めることや大盤解説に行くことは
想像されているよりも、た易い。そんな大袈裟なことではない。
でも、あそこで梅田さんの観戦記の感想を書かず、自分でも不完全燃焼で
終わっていたら、こういう嬉しい状況にはならなかったと思う。


けものみち」とはまったく違うけど、
行動してみる、表現してみることは大切なんだね?
とても些細だけど、こういう経験は活かしていけるかも。
なんて嬉しく思える今日この頃。


私のブログを読んで、やはり行動して表現してくれた人たち、
ありがとうございます。