梅田さん像

ある人が梅田さんを「雲の上の人」と表現したのに対し、私にとっての
梅田さんは起爆剤だと書きました。
でも起爆してないので(涙)表現を変えましょう。


イメージですよ。


私は穴を掘っています。何のためかよく分からないけど、
みんながそうしているから、私も掘ってみようと掘っています。


なんだか私なりに、宝ものが出てくるような予感がしました。
もうちょっと深く掘ってみようと思うのですが、上手く掘れません。
楽しいはずなのに、なんだか苦痛です。


そこへ通りかかったのが、梅田さんです。
梅田さんは言います「それ、本当に掘り方あってるの?」


え?
ふっと自分の姿を客観視してみると。
穴に片足つっこんで、掘り出した土を足の上にかぶせてるんですね。
そりゃー苦痛なはずです。


梅田さんはどこかへ行ってしまいます。私は穴を掘るのを止め、
梅田さんが来た方へ歩いて行ってみます。


梅田さんは大きな温泉を掘り当てていて、しかも心地良く入湯
できるように整備してあります。
沢山の人が梅田さんの温泉に浸かっています。
癒されてる人がいます。
活力を得て「さあ行くぞ」と出て行く人もいます。
首まで浸かっておきながら、この温泉は居心地が悪いと
ボヤいている人がいます。


この温泉に、もう梅田さんはいません。


どこに居るのかと捜しているうち、いろんな人が見えます。
黄金を掘ってる人。レアメタルを掘ってる人。
徳川埋蔵金を狙っている人。自らの墓穴を掘っ(以下自粛


梅田さんは、梅田さんの好きな人たちが掘ってる穴の近くに
居ました。一緒になって穴を掘ってはいませんでした。
梅田さんは今度は、彼らの掘っている穴の周囲を整備して、
彼らが何をしているのか、他の人に知らせようとしています。


みんなが掘っているからって、自分も掘ればいいってもんじゃ
ないんだよ。好きなんだったら、砂かきだっていいじゃないか。
そう言っているようです。


私は自分の穴に戻ってきます。
ここで何を掘りあてようとしていたのかな?
この方法で良かったのかな?
周囲を見渡して、まだ誰も掘り出してないものを掘り出すのも
アリ(けものみち?)かな、と考えてみたりします。


とりあえず、片足つっこんで掘るのだけはやめよう。
それだけは分かっています。


梅田さんは、私にとってそういうイメージの方です。