「上の子」

私の書きたい「上の子」の定義は、梅田さんが以前
前提としたものを、そのまま使います。

誤解を恐れずに言えば、僕はこの本を「上の子たち」に向けて書きました。能力があって、努力もする人たち、頭がいいだけじゃなくて、向上心を持ち続ける人たちです。こういうことを言うと、上の子だけを伸ばして格差社会を助長するのか、という反論が必ずきます。下の子たちをどうするかが問題で、上の子たちは放っておいてもいいよ、と言わんばかりです。その一方で親たちは、上になるためには勉強しなさい、と言う。若い子たちは、親の言うことをきいて勉強してきたけれど、その先にわくわくするような職業がみつからない、と悩んでいるんです。だから将来に対して希望を持てないんです。僕は、意欲にも能力にも溢れた「上の子たち」がもっと自分を信じて、厳しいけど可能性もいっぱいある未来に果敢に挑戦していけるように、僕なりのビジョンを見せることが自分の使命である、くらいに思って本を書いています。


残念ながら、私はもう「自分の将来に希望を持てない」などといって
迷っていていい歳ではありません。
あ!でも「四十にして惑わず」っていう、これとは違いますよ!
40才の自分は未だ想像していません。


やりたいことがいっぱいありすぎる私は、たぶん、まだ
「私塾 のすすめ」とか「ウェブ時代 5つの定理」を読んでは
危険。ブログ等で感想文を読むに、今回も猛毒持ちのようです。


同期の上長に「ぶっちゃけ、この部署が自分にとってベストと思う?」
と聞かれた。部署のことを考えたり、上長と面談しているうち
気分が悪くなったのだけど。
病気さえしていなければ、この混迷した部署をとりまとめるのは
とても面白い仕事だと思う。社内ベンチャーだと言っていい。
とても楽しみにしていたのに、私の体力は全然ついて行けなかった。
もし、病気をおして全力疾走していたら。


「今頃、ここなっつさんはこうして生きていなかったでしょうね」


うん。そう思います。いつ死んでもおかしくなかった。
フフ。
残念なことに、私は向上心がありすぎるので、死んでやりたいことが
できなくなるくらいなら、数年、自分の能力をコールド・スタンバイ
することを選びます。
こんなにぶっ壊れるほど自分は能力が高かったんだなw
と思うことにしてw