「知らない」という凶器

ネ友の日記を読んでいた。病み上がりなのに突然に週4日も
働いたという。水曜休みだったけれど、すごく大変だった
だろうし、辛いのに頑張ったのだと思う。
そんな彼が「(深夜まで残業を続ける人たちは)そりゃ脳も
壊れますって」と周囲を気にかけた。


そんな日記に「そんなことで脳は壊れないよ。日本人のゆとり
は甘っちょろい」といった内容の、ながーい(私にとっては)
ネガティブコメントが残されていた。


ああ、この人は何も知らないんだなと思った。
その人は日の出とともに働き、一日中農作業?をし、深夜まで
副業をしている人ですら脳は壊れないし、ゆとりがあると言う。


さて、どうなんだろう?
あなたはそんな毎日を何年過ごしてそんなコメントをしたの?
若しくはそんなに働き者を身近で何年見てきたの?
そういう働き方をしている人は、本当に脳は壊れていない?


確かに、現代においても外国では人身売買が数百人、数万人の
単位でされていると聞く。小さかったというだけで臓器を
取られて絶命する子供。綺麗に育ったからというだけで
SMで絶命する少女。そういう人たちから比べれば、一般的
日本人は「ゆとり」を持って然りかもしれない。
(ただし日本でもこういう絶命の仕方をする人が居ると聞く)
しかし、そういう外国と比べて「ゆとり」があるからと言って
日本人の「働き過ぎで心にゆとりの持てない人」を
甘ちゃんとして、なんの意味があるだろう?


脳は簡単に壊れるよ。


ただし。壊れ方によっては修復が可能だと思う。
同じ脳には戻らないだろうけど、違う機能や医療技術によって
延命は可能だと思う。そこんとこだけは認める。


で、今回思ったのは。
私はネガティブ日記を書く人のところには訪問しない主義だけど
ポジティブなブログだからといって油断してると、ネガコメ
不意打ちを受けるということ。ネガコメで私が気分を害するのは
本望でない。
梅田さんのところはアンチ梅田がネガコメを残すから、めったに
他人のコメントは読まない。同様に、ネガコメだと気付いたら、
即座にスルーすることにしよう。


って、今日の私の日記がネガティブじゃんか(笑