無意識に喋る言葉

大学のとき、部室(サークルボックス)の前で一人黄昏れていたら
中に居た同窓の男性(京都出身)に何やら話しかけられた。
上の空で応答したら、彼が立ち上がって大笑いし
「ここなっつちゃん!いま、京都弁で答えてたで!」


そうなの。。そういうことがあるらしい。
受験シーズンも、地方から関東地区の大学を受験する人向けに
代々木のかつてのオリンピック選手合宿所が解放される。
4人部屋。
入れ替わりはあるものの、のべ2週間利用した私は、
そのほとんどが同じメンバー、福岡出身の3人の女性と同室だった。
お互い励まし合いながら2週間も暮らしていると
「ここなっつ、すっかり博多弁になったね」


え?! Σ( ̄□ ̄l||


無意識だったので、今は喋れません。


そんな感じで、どうやら周囲に影響を受け易い私。
ポルトガルの地方都市(確かポルト)で民芸屋を冷やかしていた。
その年はサッカーのユーロ大会がポルトガルであったときで
観光客(というより観戦客)で賑わっていた。


ガロ(鶏の絵)がついた、なんか不思議な物があり、なぜか私は
What's is this?
と呟いてしまった! 自分でも信じられない!


すると忙しく他の客の対応をしていたと思われる店員が
「それは紐を結んでたたむとパン入れになるのよ(英語)」と
丁寧に組み立ててくれた。
なんとなく買わないといけないような雰囲気になり(弱!
”高いなぁ”と思いながらも7ユーロで購入。


その後、免税店に行ったら同じものが3ユーロで売っていた orz


言葉がそんなに周囲に影響を受けるなら、日常英語は
簡単に身につくじゃん!! なんて思っちゃうけど、
なぜ?! そうは問屋が卸さない。。