将棋会館道場なるものに行ってきました

何をしに?
深浦王位の「臥竜鳳雛」扇子の台を買いに♪


って! なにを血迷ったのか
将棋連盟の「レディースセミナー体験」に行ってきました!
「なんで?」「どうして?」「将棋嫌いでしょうが!」
なのですが
大盤解説を見ていても、あまりに分からなすぎるので
せめて「なぜ投了か」くらい分かるようになりたいと思って。
…そんなの無理だよw ってのは後で分かりました。


某女史へ♪ 楽しかったです。ぜひご一緒しましょ♪


セミナー会場へ行くと、机がコの字型に並んでいて
盤と駒と駒台が幾つか乗っていました。
「お好きな席へ」と案内され、とりあえず座って盤に駒を並べます。
駒に触ったのは何十年ぶりでしょう!
さすがに駒の配置は覚えていました。


時間になったら講師の棋士の方が現れ、一人ずつ回って
指導対決? 今日は伊藤棋士と小泉棋士に教わりました。
2時間くらい指したあと、大盤で昨日の王位戦第七局の解説を
して頂きました。をを!二回も聞けるなんて、なんてラッキーな♪


さて、駒を並べるのは良しとして。
全部の駒の動き方は分かりますか?ってことで動かしてみます。
あはw 銀の動きが怪しかったですw横に動かしてましたw


次に反則手とは。ふむふむ。なんとなく記憶にあります。
でも「打ち歩詰め」は忘れてました。


最近になって「入門書」を読んだ人とは、とても思えない!
自分で呆れます!


相手陣に入ったら駒は成れます。でも持ち駒をいきなり成りで打っては
いけません。駒は成っても成らなくてもいいです。
「あ、昨日、羽生さんが桂成らずだったんですよね」
「え?! それはあとで私が言おうと思ってたんですがw」
はい。。
さすがにあれだけ「なぜ成らない?」と聞かされれば覚えてます。昨日だし。


「あの。香が裏返ったらなんて呼ぶんですか?」
「え? なりきょう、ですね」
「これ、なんて書いてあるんですか?読めません」
「・・・。この字の形で覚えてください」


「角が裏返ると龍に馬と書いて『馬』になります。
 飛車が裏返ると龍王と書いて『竜』になります」
「…。龍に馬と書いてあるのにこっちは『竜』じゃないんですか?」
「・・・。『馬』で覚えてください」


じゃあ次は盤の隅に幾つか駒を並べて、一手詰め。
「あの・・・ 『詰め』ってなんですか?」
しょっぱなから素人ぶり炸裂ww
「一回駒を動かすだけで、玉を取ってください」
・・・。
分からん(爆)
たった数個しかない駒なのに、分からない。あれ?


正解を教わって、ふーむ、こんなに難しかったっけ?(汗


続いて三手詰め。これも全然分からず。最終型を示してもらって
「こうなるように一手目を考えてください」
長考(笑)  1分くらいで答えを教わりましたがww
それの応用型。
分かりません(笑)
「詰め将棋ってやったことありませんか?」
「ありません。でも・・・将棋って最後は詰め将棋ですよね?」
「ん、まぁそうですね。詰め将棋はたくさんやった方がいいですよ」


で次に「私と同じように駒を指してください」ってことで
左右対称ながら駒を動か…
「あの。駒ってどう持つんですか?パシってどうやって?」
「まず親指と中指で持ってください。それから人差し指に替えて、
 最後は中指で」パシっ
「中指で。けっこう叩きつけないと置けませんね。
 えーと、親指で持って…」
「それは家で練習してください。一人でもできますから」
「あ、すみません…(汗)」


まず角道を開けて(これは子供の頃もこれが一手目でした)。
その横の歩も動かして。飛車を6まで動かす。
「これを4間飛車と言います」「はい」
(中略)
「出来ましたか?これが美濃囲いです」
「みの?」
「美しいに薄い濃いの濃いです。守りのかたちですから覚えてください」
「はぃ。。 あの、どうしてこのかたちが守りなんですか?」
「・・・。攻められたときに金2枚と銀1枚で守ります」
「はぁ・・・」
承服しかねる。
でも攻められてないので分からないのは当たり前。


「じゃあ今のを、もう一度自分でやってみてください」
え? ええと?
金を戻して、銀を戻して…小泉先生がびっくりして飛んでいらっしゃる。
「あ、逆再生しなくていいんですね?」
伊藤先生、小泉先生、苦笑。


美濃囲いを何度もやって覚えたらしい頃、今度は穴熊を教わります。
うん、これは大盤解説のときに何度か見た型なので
(美濃囲いも見たのかもしれないけど分かっていなかった)
わりと簡単に記憶。


「じゃあ、また美濃囲いにしてください」
え?! Σ( ̄□ ̄;
もう忘れてます。あんなにやったのに。
飛車どけて。王が上がって動いて。金を上げて。
また小泉先生が飛んでいらっしゃる。「金じゃなくて銀です!」
あ。。 ( ̄□ ̄l||


┃ 「穴熊」。 OK
┃ 「美濃囲い」。小泉先生ダッシュ「金じゃなくて銀です!」
┃ あ。。 ( ̄□ ̄l||

×3回


「金じゃなくて銀です」まで含んで3回なのが我ながら痛い!(ノ_−;


「では、実際にやってみましょう」
「ええ?! できますか?」
「できますよ (駒をざざぁーとどかす)」
ということで、先生は王と歩のみw
歩の一列だけなのに、こんなにも怖いのはなぜだ!(笑)


ハンデがあるので先生が先手。私も角道を開けます。
先生の他の歩が一歩。
…。ここで角がずーっと走って歩を取ればいいのかなぁ、角じゃないけど?


小泉先生が
「さっきやった通り、二つのうちのどちらかの守りを作ればいいんですよ」
あ、そうか。そうね♪


まさか角を走らせようとしていたとは、両先生、想像していないでしょう。
でも最近、序盤で角が走る将棋ばかり見ていたので、てっきりそういうものだ
とw
後の解説のとき「後手一手損角換わり」を教わるけれど
「これは難しいですから、みなさん普通は指さないでください」。
あはは。 orz


指し直し、二度打ち、など散々やった挙句に、先生に気持ちよく
勝たせて頂くw ぃや? 先生が言った通りに打ってみただけでしたw


セミナーを終えて部屋を出るとレディースセミナーにいらっしゃってた方々
ご三名が待っていてくださいました。
「これからお茶でもいかがですか?」
(〃・∇・〃)
2年前に病気が悪化してから、初めての新規お友達?♪


「どうして将棋を始めようと思ったんですか?」と聞かれ
大盤解説によく来るんですが」
「いきなりそこかよ!」←こんな言い方はしてませんが、ニュアンス的にw


お話を伺うと、みなさん、本当に将棋を勉強なさってました。
動機も純粋ですし。
「テレビを見てても意味が分からないから」と仰ったKさんは
大盤解説見てても、意味を理解してないから」の私と動機は似てますね♪
ん。でも、そもそも大盤解説見に行った行動が根本的に間違ってるような
気がします>自分


そして改めて、将棋を理解しようなんて簡単じゃないと気付かされます。
投了の意味が分かるようになるには、数年、いや数十年かかります。
あとおもちゃでも駒を買わないと、美濃囲いは来週には忘れます。
忘れる自信があります!w


んで「臥竜鳳雛」の扇台はと言いますと…
ちゃんと充分早い時間に行ったのに、レジで前の人が色々やってて買えず、
セミナーのあとにしようと思ったら17時を過ぎて、店が閉まってました。
入手できず!(ノ_;


レディースセミナーのKさん(三名様ともKさんです♪w)
ありがとうございました♪


さーてw 将棋の勉強、始めちゃおっかなーw
でも改めて今日思ったこと。私に将棋は向いてない(爆)