鹿おとこへのS的攻撃

Y女史が親しくなることを願ってやまない、社内便の男性と
どうやったら親密になれるか、「電車男」よろしくネットを通して
みなさんからアドバイスを受けるコーナー。


お待たせしました♪いつもチェックにきてくださった方々、
待った甲斐があったというものですw
ようやくだいしゃ女Y女史と鹿おとこが12/10、再会しました。


約3週間、Y女史はひたすら鹿おとこのメールを待っていました。
しかしいっこうに鳴る気配がありません。刃渡り30cmを計画しつつ、
Y女史も半ば諦めモードに入りかけていたのです。
そして12月中旬から、念願のKビル勤務を内示されました。


Kビルにはメガネをかけた長身のイケメンが居る、という噂。
Y女子は鹿おとこを捨て、イケメンに鞍替えを検討。
そして昨日12/10、Y女史は下見を兼ねてKビルへ出勤。


なんとイケメンは、Y女史には、若い頃の(ちーにいちゃん時代)
福山雅治に見えた、というから、がぜん盛り上がります。
先入りしていたT女史に「彼女居るか、聞いてください♪」の
盛り上がりかた♪ T女史「でもね、彼、独り言が多いの」
福山雅治に見えるY女史には、そんなことはお構いなしです。
「だいしゃ女」が「ちーにいちゃん物語」に変わるだけです。


「わぁ〜 なにこれ! びっくりするって、まじ!」
Y女史が思わず驚いて飛び上がるほどの、イケメン大声。
一人離れた席で、おそらくネットかメールを読んでいるようです。
しかしそれは「独り言」の領域をはるかに超えていました。
しかもオーバーアクション。両手を叩きながら
「ちょっと、まじ、うけるぅw」と一人騒いでるイケメンを見て


「むりー!! だめー!! いくら福山くんでも、ありえない!!」


Y女史、奈落の底に突き落とされました。動揺は並ではありません。
それが、Y女史の隠れたSを引き出してしまったのです!!!


待望の鹿おとこがやって来ました。久し振りに会い、メールを
送ってない鹿おとこはY女史を見てどう反応するのでしょうか?!
すると意外にもふつう。
なんでも昨日まで3日間、39度の熱で寝ていたのだとか。
しかしSスイッチ入ったY女史、労わることもなく鹿おとこ責めw


「あんなにメールして、って頼んだのに、どうしてくれないの?」
「携帯が未だ無いからです」
Y(ver.S)女史「それって嘘だよね」


「修理なら代替えがあるし、携帯なんてすぐ買えるでしょ」
鹿おとこ、代替器は断ったとのこと。そして次はウィルコムにしようと
決めた、とのこと。
「でも、なかなかウィルコムに行かれないんですよ」
「行きなよ、ウィルコム!行けないならいいよ、私が代わりに行くから、
 委任状書いてよ!」


もう好きな男性に対して接する態度ではない・・・


「食事(のお誘い)への返事でしたよね?」と鹿おとこ。
約束は覚えていました。
「食事に行くのにそんなに急ぐ必要もないと思ってメールしてません。
 そもそも彼女でもないのに、なぜそんなにメールする必要があるんですか?」


「っていうか、メールするって約束したじゃん?私、友達にだって
 こんな扱いされたことないよ!」
「扱い、って・・・w」
「食事に行こう、って言ってるんじゃん、一度付き合ってくれたら
 達成感で、もう解放してあげるよ!」


Y女史、逆ギレながらも実は告白wでも解放しちゃうんだって。
すべて福山くん似イケメンショックが引き起こす、いわゆる自棄w


「どうせさ、彼女にもまめにメールとかしないんでしょ」
「・・・しません」


「来週か再来週にはウィルコム行ってきますよ」
「ふぅん。じゃ、今度会うまでにウィルコムにしてなかったら、
 今度会ったとき、刺すから。」
「え、そんなことで刺されちゃうんですか?」
「刺すよ」
「じゃあ本当に、来週か再来週にはウィルコム行きます」


「仕事ってそんなに忙しいの?年末年始は時間あるでしょ?」
「去年は31日まで働いてましたよー。年明けもすぐ仕事です」
「まじで?」←疑いの口調
「すごいきついんですよ。もう仕事辞めて実家に帰ろうかと思います」
「実家ってどこ?」
「鎌倉です」
「鎌倉ぁ?! 実家に帰る、って距離じゃないじゃん!
 実家帰ってどうするの? 引きこもり?」
「いいえ。僕の性格からして引きこもりは無理でしょう。これでも
 フットワーク軽いんですよ♪」
「フットワーク軽い人が、いったいどれくらいメール待たせるつもり?
 いつ約束したか覚えてる?」


はーい、Y女史ーw 完全に鹿おとこ脅してまぁーすw


「夏でしたよね? 『容疑者Xの献身』でしたっけ?」
「もうそれ、終わってるから!!」


「食事、いつにする?」
「えーと、来年とか」
「らいねんん?? 来週か再来週にしようよ!」


「来週か再来週までにウィルコム買っておけばいいんですね?
 でも・・・次に会うとき、僕、刺されるんですよね?」
「そうだよ、気を付けた方がいいよ」


誰も居ない広い駐車場で約20分、上記のような会話がなされたようです。
おそろしいですね、こわですね、さよなら、さよなら、さよなら・・・


Tビルに居た私と、もう一人の担当者にY女史からメールがありました。
「鹿おとこでしたよ〜」
たった1行。
担当者に「メール来てますね」と尋ねると、もう「クリスマス頑張れ」って
メール返したよ、とのこと。では、と私も「クリスマス頑張って♪」と返信。
ところがですよ。
今日Y女史に会って何て言われたと思います?
「アドバイスして欲しいのに、二人とも無難なことしか返してくれない〜」
をい!
アドバイスできるようなメールだったか??


さて、今回はめずらしく次回の予告です。
「だいしゃ女」はY女史が刃渡り30cmの刃物で鹿おとこを刺し、投獄される
シーンで最終回となります。長らくのご愛読、ありがとうございました。
尚、Y女史に関しましては引き続き「獄中Y女史との面談」コーナーを設置し
リポートを続ける予定です。興味のある方は引き続きお楽しみください。


警視庁サイバーなんとか様。これは殺人予告ではありません。
予告in.に引っ掛かっても無視してください。