思えば遠くへ来(違

ここ数日、ブログに書けないようなショッキングなことが
たくさん起こり、凹んでおりました。そんなとき「すっ」と
頭をよぎったのが
「 私、将棋、嫌いだったよね? 」


それ自体はもう日々自己問答の繰り返しで、一歩下がってまた下がって
しているわけです。そんなことじゃなくて。


世の中には将棋が嫌いな人は私のほかにもたくさん居ると思います。
嫌いじゃなくて「ルール知らない」という人も多いと思います。
それはそれで、いいじゃないですか?


なのになーんで私は「私は将棋が嫌いでーす♪」と
渋谷の交差点のど真ん中で手を振るような真似をしてしまったのか、
ということ。
それを生業にするほど将棋が好きな人にも読めるグローバルな環境
(とは言え、世界の中で日本語が読める人は少ない)に、たかが
一介の将棋嫌いの身でそんなこと書いちゃったわけ?


その将棋嫌いが将棋塾に入っちゃったよ、というのは、どうも
ポジティブと言われることが多いのだけど、本人はそんなつもりもなく、
流されるままに流れていたら漂着していたのです。
何に流されたの?と聞かれれば、そりゃ「自分の感情に」と答えますから
ポジティブと思われても仕方がないですけれども。


将棋は嫌いだったんです。本当に。一生指さないと決めていました。
漠然とではなく、ある程度意志を持って「指さない」と誓っていたのに。


今でも不思議に思うのは、自分自身も日記のタイトルに付けているように
「渡辺竜王の本を買わなかった」ということを、わざわざブログに
残しているのです。「買わなかった」というより「買えなかった」に
近かったのですが、この記録がなければ、私は竜王に向かって
「将棋が嫌いでした」なんて言わなかったと思います。

2007-12-27
書こうかどうか悩んだこと


敢えて誰かに知らせることじゃないな、と思ったんだけど
ここ数日の私の中では、かなり衝撃的な、新発見的な、
とにかく驚愕したことだったので、やはり書こうと思う。


http://d.hatena.ne.jp/green_summer/20071227/p1


っていうか、一介の将棋嫌いが渡辺棋士竜王として崇めてる?
時点でとても不思議です。違和感です。
いったい何が起こったのでしょうね?
そして私は棋聖戦第一局の時の梅田さんの観戦記を、どうして
あんなに楽しんでいながら「将棋嫌い」とか言ってるんでしょうね?


世の中って不思議です(違