生意気は百も承知

怒り狂ってます。
詳細は昨日のエントリーをご参照ください。


怒っているだけでは仕方がないんで、
役員を呼び出しました。


「どうして籍のある社員の席を片付けるんですか?」
「俺の指示じゃない。席替えをしたいとは聞いていたが」


埒があかないので
「会社に教わったように質問しますね」


ここ:「実質あと1週間の人の席を片付けて、今違う人を
    移動させるメリットを数字で語ってください」
役員:「数字にはできないな(苦笑)」
ここ:「できませんね。
    じゃあ、1週間早めることによって得られる有効な内容を
    具体的に述べてください」
役員:「(苦笑)」
ここ:「私は今、1週間早めることによるリスクを提示しました。
    この会社は社員をそう扱う会社なんだと、退職者本人だけでなく
    私たち在籍社員も思うというリスクです。
    それを幹部は了解しているんだと受け取られるリスクです。
    

    このリスクに対して、それでも1週間早めた方が良い、と
    考えられる内容を、具体的に述べてください」
役員:「席替えをしているとき、俺が止めれば良かったんだな…」
ここ:「別に役員が止めるべきだとか、そういうんじゃなくて」


こういう態度は、将来的に私にとって不利なんでしょう。
そう思うから、みんな黙っているんでしょう。


でもね。
そうして私が抗議する態度を見て
「私もこの状況を大変不満に思っていました」
「こういう無神経な管理職が語る『絆』って何でしょうね?」
というようなメールがいくつか来ました。


あながち「リスク」は仮想ではないということです。


話して分かったことは、幹部はこの事態を一切相談も報告も
されていなかったということ。
「社員第一の会社」にしたいという会社方針のもと、
幹部がどう対処するのか、一社員として見守ろうと思います。


要求を突きつけられるのは、いつも下の者だけではない、と
いうことです。