放置のノベル

ええ、飽きっぽいとか、よく言われます。
20年前に編み始めたマフラーが、未だに出来ていません。


単調な編み物ですらそうですから、
文章に頭を使う小説が完成するわけありません。


現在、三つの長編小説が止まっています。
一応、全て構想は出来上がっているのですが。


タイトルAは、冒頭をネットで公開しました。
しかし、そのサイトのIDを破棄したために、
いや、それを良いこと(口実)に中断。


主人公が地球温暖化問題に取り組むストーリーです。
書き始めた当初は今ほど身近な問題ではありませんでした。
サブ役が、中国のパンダ施設に行くことを構想していましたが
モデルにしていた施設が地震で破壊されるという悲劇が。


こりゃ使えないぞ、と思ったのですが、今では
その施設も復旧して、無事パンダも繁殖しています。
なんとまぁ、我ながら呆れる時間の流れ…


タイトルBは、当時好きだったミク曲を主題歌にして、
イメージに合うストーリーを組み立てたもの。
冒頭を書き始めましたが、壮大すぎて手に負えず
放置。


登場人物の名前が、ミク曲とリンクする役割を担っていますが、
その後、甥っ子が生まれ、なんと彼の名前と同じになって
しまいました。
弟から「登場人物の名前を変えろ」と言われてしまう始末。


その甥っ子が、もう小学生です。
どんだけ放置してるんだよ、と。


そしてタイトルC。これが一番長いです。
着手したのは、まだ私が大学生のときですから!


文量は一番多いですが、進捗度合いからすると、タイトルA並。
やっと場面説明が終わり、これからストーリーが展開する、
序盤から本題へ移ったところ…でしょうか。


手書きで始めたのを、ワープロ入力したりとか繰り返し、
同じ場面を三回くらい書き直しています。


馬鹿みたいに月日が流れたので、特に携帯電話の登場とかで
風景描写を若干直さなければなりません。
ストーリーに影響するほどの変化がないのが救いですが。


この三本は完成するのか…
超ナゾです。
未来のワタシ、これ読んで苦笑しないようにね。