聖地?函館ハリストス正教会
昨年、一気読みした「建築探偵 桜井京介」シリーズ。
探偵のシリーズものには珍しく、登場人物が加齢しますし、
シリーズ順に読まないと、たまにネタバレがある小説です。
そのシリーズ後半(スピンオフ?)にある
- 作者: 篠田真由美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/03/06
- メディア: 新書
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シリーズレギュラー登場人物の中学生時代のお話です。
この中で「建築」というと、キリスト教の鐘楼です。
鐘が二つある年代物という設定ですが、全寮制学校の敷地内にある
この鐘楼には、生徒は滅多に近寄りません。
そんな寂れた設定に反して、作者曰く、モデルは函館の
ハリストス正教会だとのこと。
それなら見に行こうと、函館まで行って来ました。
新幹線も開通したしね。
行ってみたら、こじんまりした教会で、なるほど
小説に出てきた「学校内の丘の上にあ」っても不思議はない…
庭も広くはなく、建物全景を写真に収めるのは至難の技。
ただ、日常的に信者が通う場所だけあって、綺麗で
落ち着く場所でした。
一緒に行った友人が、「聖地巡りしたくなるのも、わかるよ」
いえ、決して私はキリスト教徒ではなく(汗
友人「作品に出てきた場所を巡るのは、聖地巡りだよ」
いや、建物がモデルなだけで、この場所も何もかも
ストーリーには関係ないし(汗
キリスト教的にも「聖地」ではないと思うのだけど
人によっては「パワースポット」的な意味合いはあるのか も?
桜井京介ファンには、二つの鐘と鐘楼の階段は見もののような
気がします。