書こうかどうか悩んだこと
敢えて誰かに知らせることじゃないな、と思ったんだけど
ここ数日の私の中では、かなり衝撃的な、新発見的な、
とにかく驚愕したことだったので、やはり書こうと思う。
梅田さんが帯原稿を担当された本が、駅の本屋にあった。
- 作者: 渡辺明
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 新書
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帯には梅田さんの写真も載ってたのに、amazonめ、最近は
帯を取ってしまう。
(蛇足だが、拙著は帯を取るとかなりマヌケな絵になる)
梅田さんが帯を書いたときのブログはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20071103/p1
思いがけず本を見つけたので
「おお!これは買おう!」と手に取った。そして中を開いた。
そして私は思い出した。
それはそれは衝撃的なことを思い出した。
私は「将棋」が苦手だ。。
小学生のときに父か弟と差したのが最後だと思う。
負け続けたとか、そういう記憶は無い。ただ、あの次の次の
また次の手を読む、その行為(計算?)がイヤになった。
先の先を考えると頭がこんがらがってくる。だから
それが何日か、は覚えていないけど、ある日突然に将棋は
やめて、それ以来「将棋は苦手」を通している。
開いたページには、まさに将棋の差し方?つまり先を読む勝負?
その楽しさ?が書かれていた。
・・・。・・・・・・。意味が分からない。
読んでも、意味が分からない。
表面的なことも、たぶん精神論的な部分も、私には理解できない、
と思った。
楽しめない本が存在する! その発見にも驚いた。
軽い劣等感というか敗北感というか、そういうものもあった。
とにかく、
私はこの本を買えない。
梅田さんが紹介している本なのに。。
本棚に本を戻すときの超複雑な心境は、一生忘れない。