超常現象やカウンセリング

「幽霊を見た」とか「未来を予知する」とか、私は信じる。
どちらかというと「否定しない」の要素が強いか。


幽霊・心霊スポット。これらは「見た」という人が嘘をついて
いるとは思わない。例えば空に零戦が飛んでいるのを見た、とか。
現時点で人間がすべての自然現象を理解していると思っていたら
大間違いだ。もしかしたら数十年前、太陽の光を受けた零戦
姿が地球から光として放出された。ところがどこかで、なんらかに
ぶつかって、その光がまた地球に戻ってきたとする。
偶然、霧か何かが出ていたら、そこに零戦の姿が写るかもしれない。


それに人間も動物。本能に未来を予知できるものに近い
何かがあって、特別にその力が強い人がいるかもしれない。
生き物は環境変化などに適応するために遺伝子だって自分で
書き換える能力を持っているのだから(ちょっと誤解を招く
表現かもしれないけど)、「この環境じゃヤバい!」と悟ったって
おかしくない。沈没する船にはねずみが居ない、みたいな。


人間は何かに自分勝手に責任を感じることがある。例えば
子供を溺死させてしまった。親は自分のせいだと悔やみ、悩み、
その子の「霊」を自分の中に作り上げる。
この人に必要なのは「自分には責任がない」と自覚する心。
しかしそれはたやすくはない。そんなとき、カリスマ性を持った
ちょっと太り気味のスピリチュア・カウンセラーが、彼の
他人よりちょっと強いテレパシーによって彼の悩みを察知し、
「お子さんは怒っていない。僕はそんなことで悩んでいる
お父さんの姿を見るのは悲しい。もっと人生を楽しんで」
と、仮に嘘でも言ったならば、その人はどんなに救われるだろう。
「あの子が許してくれた」今度はそういうふうに自然に
自分に言い聞かせればいいこと。
カウンセラーが本当に子供の幽霊と接触したかどうか、なんて
関係ないと思う。カウンセラーが彼を救ったのは事実。
そして「儀式」なるものがあればあるほど、人は
「この瞬間から救われた」と思い込める。たやすく自己暗示が
かけられる。多少オーバーでもいいんじゃないの?


自然現象はまだほとんどが未知。なんだってアリだよね?


霊感商法による悪徳行為を認めてはいない。それには猛反対)