恋愛小説

どういうわけか「恋愛小説」と構えると、主題が「恋愛」から
逸脱していく。なぜだ?
かつて出版された私の2冊(一冊は共著)の本は2冊とも
「恋愛」が主題。
自分でも赤面するほどのべたべたな恋愛。でも「あれ」なら
今でも書ける気がする。


後輩が体調を崩して辞めた。梅田さんの表現する「上の子たち」
だと思った私は、彼の夢を実現させようと力を貸してきた
つもりだった。だけど彼には、その想いと、実際に
実現されてしまう「夢→現実」におしつぶされてしまった。


会社を辞めた日の彼はげっそりしていて、顔色も悪く、
声も蚊が鳴くよう。そんな彼に、まったくおかどちがいな
拙著を進呈した。落ち込んでいるときに読むと、号泣する
らしい拙著をw


彼からメールが来た。元気になって就活しているらしい。
「ここなっつさんの本、僕は好きですよ」と書いてあった。
良かった、号泣しなかったのね(爆)


やっぱり私は「恋愛」ものは不得意ではないのだろう。
構えずに、純愛だけをおっかけてみるか。