同じ局面は以前にもあった!

梅田・羽生禁止令のお陰ですっかり腑抜けです。
依存していたわけじゃないけど、梅田界隈から面白い
情報を得ていたのは確かなようで、ブログはもちろん、
ブックマークやハイクまで禁止したら、そっけないニュースしか残らない。
観てた連ドラもほとんど先週で最終回を迎えたし、本も読めないし、
退屈だよ。


以上、愚痴でした。


昨日、父がNHKの「迷宮美術館」を点けた。なんとなく見た。
フェルナン・レジェの絵画が映ってた。
レジェはロボットに夢をみたという。ロボットが人間に
幸福な生活を与えてくれると思った。
しかし工場が機械化されると多くの労働者が解雇され、貧困が
襲ってきた。折も折、世界は大戦に突入、機械は人間を殺傷する
道具に変わった。レジェは絶望する。
しかしある日、クレーンを使って高い場所で作業する人の姿を見て
人間と機械は友達のように付き合っていけば、やはり幸福な
生活があるのだ、と気付く。


なんだ、ネットと同じじゃないか。
私はこのナレーション「ロボット」「機械」を意図的に「ネット」と
置き換えて聞いていた。なんの違和感もなかった。
既に人間は、機械化という時代を迎えたときに、機械と折り合いをつける
術を身に付けているではないか。
今は風邪をひいているようなものだ。冷静になれば、ネットとも
うまく付き合っていけるはずだ。


つまり私が言いたいのは。なぜ機械化の時と同じ轍を踏もうとするのか。
使い方によっては危険な道具になることは分かっているんじゃないのか。
便利さ、効率化を求めよ。危険な使い方をするな。先人に学べ。


んでもって。人間は今初めて「滅亡」への局面に立たされている。
まだ「地球温暖化」なんて生ぬるい言葉で片付けているけれど、
よほど重篤で未知な敵と闘わなきゃならんときなのだよ。
いつまでもネットの脅威に振り回されている場合か。


なんて偉そうに言うが、所詮わたしは地球規模からすればカス。


(すみません、今日は甚だしく機嫌が悪いようです)