夏。

どの季節が一番好きですか?と尋ねられたら「秋!」と
答えるでしょうが、ブログのタイトルにもなっている通り、
「夏」を題材にするのが一番好きだし、得意です。
「夏」が好きじゃないのがポイント(笑)


夏にはカラーがたくさんあります。景色・食物・洋服
どれもカラフルになりますね。
そこから連想も広がるし、劇的な創作もしてしまうわけです。


が。今年の夏は本当につらい。。病気のせいもあるでしょうが。
会社を休んでいるときは、辛ければ横になってしまえば
いいのですが、通勤しながらだとそうもいきません。
夏にエアコンを入れない(窓からの風でしのぐ)のが私の
ポリシーだしエコなのですが、今年はそれをしなかったら
生きてられない気がします(笑)


昨日は竜王戦があって会社では気にしてたのですが、家に帰ったら
棋譜実況のウィンドゥが立ち上がらず、そして誰ひとり
結果についてコメントが無く、いったいどうしたのかと
思っていました。なんと「22時55分142手で羽生善治名人の勝ち」
完全、寝る準備入ってました。
会社で見てたのが120手くらいのときだったと思うのですが、
「これって投了じゃないの?」
いやいや、粘ったんですねぇ…持ち時間、ほとんど使い切って。
この暑さの中。
そりゃどうしたって棋士の戦闘能力に関心持ちますよ。


まったく関係ないし、過去にも書いたと思うのですが、
拙著を出版するとき、書名決定にすごく悩みました。
本文は約1年書けて遊びで書いていたので、タイトルなんて
ものは存在しなかったのです。
しかし、いざまとめることになったとき、これという
決め手が無く、数日間考え続けました。
である朝、起きた瞬間に「あり得ない」と思うタイトルが
浮かんだのです。ええ、まったくあり得ません。そんなタイトルは
私のキャラとは全然違う。本文の内容ともほとんど違う。
でも、それが強烈なインパクトを持っていたのです。
このタイトルが本文全部を生き生きと変貌させるものであり、
同時に、それまでの私のリアルの人間関係をも変える勢いが
ありました。


依田棋士も「プロ棋士の思考術」で

寝ていても、人間は無意識の中で働いているのだった。ほんとうに人間の能力に果てしがないものがあるな、とそのとき改めて驚いたものだ。
私が特別な人間だから経験したのではない。だれだって、真剣に考え続ければ、無意識が働く。それくらいすごい能力がかくれているのである。

と、夢の中でとんでもなく強い手を発見したことを語っていました。
エジソンとかも、ずーっと徹夜続きで解決できなかった問題が、
ふっとうたた寝をしてしまった夢の中であっさり答えを見付けた
ことがあるというエピソードがありますね。


ということで、私は今日も超SFスペクタクルな夢を見ることでしょう。
疲。