水村美苗「日本語が亡びるとき」

うん、このタイトルは某氏のブログだけでなく、色々なところで
目にした気がする。そしてそのたび「いやな問題提起だな」と
感じていた。「いやな」というのは「避けて通れない」という
意味でいやなのだ。


英語が世界共通になる、というのは、私の中で著作権問題の次に
「解決すべき問題」。あくまで「私の中で」。


発表した数は一番少ないが、私の制作物の中で一番多いのは「歌詞」だ。
制作を始めたのは小学生の頃。一番量産したのは高校生の頃。
そして大学3年で、それまでの「歌詞」から8行詩に方向転換した。


歌詞を書くときに一番考えたのは「サビに英語は使わない」ことだった。
日本人のほとんどが英語を理解していない。なんとなく
かっこいい、というイメージは持っている。だからサビに英語が
使われている曲というのは、当時も今も多い。


が!それじゃあ、本当に伝えたいメッセージは心に響かないんだよ。
本当に伝えたいなら日本語で書くべき。そう思って実践してきたし、
友人に「歌詞をみてくれ」と頼まれたときもそう注意してきた。
ちなみに同じことはつんく♂も言っている。


しかしこれからは違う。と思う。英語でも充分メッセージが伝わる時代が
すぐに来る。だから四年制大学に行くんじゃなくてネイティブ英語が学べる
英語の専門学校に行きたかったのだ(超脱線


忠告?通り、この本を私は読むべきだろう。




・・・「日と月と刀」が10月中旬から積読なんだけど?(汗