第一局終了
序盤?渡辺世代将棋かと思われた第一局は、終わってみれば
木村ワールドだったようです。
以前、将棋塾で、木村八段がいかに相手をかわしながら
とんでもない入玉をした一番を教わったことがあります。
今回も、羽生棋聖相手にそんなことをやっちゃうのかな!!と
思いましたw
竜王戦第一局のとき、名勝負であったのに渡辺竜王は
「自分の将棋を否定された!」とまで嘆いたと書いてありました。
- 作者: 梅田望夫
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本当のところは分かりませんが、勝敗は別に、
自分らしい将棋が指せるということは、プロ棋士にとって
大切なことなのかもしれませんね?
いや、アマチュアでもそうなのかもしれない。
昨年の梅田さんの観戦記では、感想戦については深いところまで
突っ込んで書かれていませんでした。なんでも、相当お疲れだったとか。
(突っ込んだ内容に関しては、翌日、梅田さんのブログで補足されました)
しかし。
今回は、読んでいると心が痛くなるような(なぜ痛いのかは謎…)
深い部分にまで触れられています。梅田さん、すごいお疲れのところ、
両者の言葉を拾ってくださったのではないでしょうか。
本当にお疲れ様でした・・・
梅田さんの観戦記(9)のお陰で、知りたかった木村八段の「6八角」が
「良い」のか「悪い」のか、対局者本人の感想が知れました。
検討室では「このまま攻めろ!」のところ、「▲6八角」で「受け」に
転じた場面です。
「▲6八角」後は8・9筋で難解なやり取りがありましたから、一緒に
観戦していた父と「分からんー」と頭をひねくり回しました(笑)
梅田さん、本当にありがとうございました。
とりあえず第一局終了。「中継plus」ブログ全体を見ても、
木村八段がそんなに憔悴している様子ではないようなので、風邪を治して
第二局、また熱戦を魅せて欲しいと思います。
新潟まで行かなくても充分楽しめました♪
行っていたらもっと楽しめたでしょうが(毒w
梅田さんのご苦労をよそに勝手なこと書いて〆ますが
リアルタイム観戦記、やっぱりおもしろいですね☆ (鬼w