王位戦最終局

一手目のコメント

この日が来るとは思わなかった。


北海道新聞


つい「ふっ」と噴き出してしまうような一言。
木村挑戦者3連勝から始まった7番勝負、まさか深浦王位がその後
3つ返すとは。まさに昨年12月を思い出すような棋戦になってますねw


なんだか「王位戦」はずいぶん長かったような気がします。
最終局の今日の中継は、北海道新聞社様?
はっきり言いますが、メニューが一番充実されてますね。嬉しいです。



今回の対局はいきなり序盤から飛車が飛び交ってますね。
たぶん、ど素人が将棋を見初めてようやく1年、このような将棋は
初めて見ます。


将棋塾に行かなくなり、将棋の勉強も一切しなくなって(病気が重くなったからだよん
もっぱら見るだけになってから、つくづく感じます。
「なんで一手にそんなに時間をかけるんだよ」って。


でも大盤解説を聞いていると、手順や駒の使い方がものすごく大事
というのが分かって、それを黙々と読みながら、しかも最近では?
なんだか突拍子もないような手を敢えて大きなタイトル戦でも指しちゃう
棋士が多いらしく、そりゃ長考しますよね。


そしてやはり、私は「将棋が嫌いだったんだ」と思い知ります。
子供の頃、たいして負けた記憶もないのに放棄したのは、たぶん、この
深い「読み」です。
別にプロじゃないんだから、戦法も定跡も学ばず好きに指せば良いのでしょうが
子供心に、それじゃイヤだったんでしょう。
この深い世界に踏む込んじゃう前に逃げておこう、ってやつだったと思います。


午前11:40現在、まだ飛車が出方を待っているように見えますが?
玉がすごいです(33手現在)。安全とは言え、将棋塾なら、こんな状態で
戦ったら怒られそう。プロ棋戦は参考書と全然違うからすごいです。


明日の東京将棋会館大盤解説は藤井九段。解説も楽しみです。
なんてったって、現在、私はこの将棋がまるで分からないのですから(笑)。*1

*1:・・・行けたらいいんですけどね。。