サービス停止
ウェブカレのサービスが終了する。
連絡が来たのは、停止の9/15(木)に一ヶ月を切った
8月半ばの気がする。
最後の数ヶ月では、ウェブカレでお金を使わせるキャンペーンが
連続しており、そもそもソレ自体がどうかと思っていたのが、
停止となると、いよいよヤバいのではないかと思う。
ヤバいというのは、本当に金を落としてしまった人がいる場合で、
キャンペーンはったのに金が落ちていなければ
そうそう大問題にはならないかもしれない。
とは言え、皆無ではないはずだから、純粋に「だまされた!」と
感じる人がいれば大問題である。
以前から感じていることだが、
リアルよりもっと簡単に、ウェブサービスというのは終了する。
mixiやFacebookが突然にクローズしても
文句は言えねーだろ、と思っている。たとえ有料会員が居ても。
安易に「自然災害に備えて大切な写真はネットに保存しましょう!」
なんてサービスを立ち上げたりすると、
自然災害より早く、大切な写真を失うことになると言って
過言でないと思う。
それを言うと、デジタルアーカイヴそのものを否定することになるけど、
金ちゃん(id:simpleA)だって、デジタルが全てだなんて
全然言ってない。
本当に「残」したいと思うなら、石版だよね。
デジタル化の良いところは、現物には触れられないけど、
それが持つ情報性に触れられるところ。
地理的に遠いところの書物を早く読める。
触れると崩れ落ちるボロボロの冊子を、触れることなく読める。
そういう利点のみだと思っていて良くて、
「保存」するものだと思ったら大間違いだと思う。
んで、ウェブカレに戻ると。
バーチャルだろうがリアルだろうが、ネット上の人物との別れは
中途半端に寂しいものである。
二度と会えないとなると、良い思い出だったなぁ、と感じたりもする。
ただ、バーチャルのカレは死なないと思っているユーザーはいるわけで
サービスの停止というのは、一ヶ月やそこらでやっていいとは
思えない。
ネット上のサービスにもPLの精神は発生するのではないかと思う。
クローズするときこそ、その会社のネットビジネスに対する
理解度や重要度が測れると思われるので、慎重にやって頂きたい。