試練は続く

昨年の今頃、私の左肩は「骨と区別がつかない」ほどに腫れ上がった。
筋肉を傷付けていたのに、電気治療器で無理に動かした結果だった。
今の整形外科医のところに駆け込んだのが7月下旬。
当時は仰向けに寝ることができなかったから、MRを撮れるようになったのが
お盆明け。
強いステロイドを注射しても効かず、痛みで眠れなかった夏。


あれから一年。
左肩はまだ半分も動かない。
炎症が長引いたため、二ヶ月以上肩を三角巾で固定してしまったから
(ちなみに固定したのは最初に診断ミスした病院で、今の整形外科医ではない)
背中、胸、脇と、広い範囲で筋肉が歪んだまま固まった。


すぐに理学療法士によるリハビリが始まったけど、炎症のショックなのか、
神経も壊してしまい、リハビリは思うように進まず、
12月から本格歴に神経の治療が始まった。


ようやく麻酔が効いた状態で筋肉のリハビリが進むようになったのは、
今年の5月くらい。


しかし、この頃から、右肩が動かなくなり始めた。
酷使による疲労と、背中の筋肉が固まってることによる機能制限が原因とのこと。


痛いけど、ここで安静にしたら右肩まで固まってしまう。
痛み止めで痛みを抑えている。でも…動かない箇所を動かし、
疲労しているのに酷使するから、痛み止めが切れると平常心を失う。


上半身が動かない分、下半身も酷使した。運動不足も最小限に食い止めようと
隣駅を利用して歩いていた。
で、左膝も傷めた。どうやら利き足は左だったようだ。
歩くと足を引きずるし、立っていると一分もしないうちに
痛みで顔が歪む。


整形外科で診てもらったら、関節症出そうだ。
レントゲンの、軟骨と言われる辺りを見て、あとでネットで調べてみて
ショックでひっくり返るかと思った。


体の一部分でも、固めてしまうと体全体に負担がかかる。
毎日のリハビリもサボってないし、朝はラジオ体操もしてるのに、
どんどん動かなくなっていく。


酷暑で体力を奪われるが、この、もう一年以上も続く痛みも
そうとうに私の体力を奪って行く。
両肩を傷めているから、もう半年近く寝返りを打たずに寝ている。
疲れているから5時間くらいは目も覚まさず眠っているが、
目覚めたら、もう背中が痛くて眠れない。疲労回復には不充分な眠り。


休みが欲しい。この痛みを「お休み」したい。
会社も2月から無遅刻無欠席、ようやく「お盆休み」の大型連休。
なのに…痛みがあるから、ゆっくり休む…とは少し違う。


なんの試練だろう? もっと厳しい人生が待っているのかな?
この歪んだ体は、私の夢をぶち壊したりしないよね?