友人とのランチ、劇団構想

先日12月23日(天皇誕生日)、友人夫婦とランチしてきました。
怪我のせいで、この一年半は外出と行ってもリハビリのため病院へ。
久々の“遊びに行く”です。


友人に会いたかった理由は2つ。
一つは、前から広尾でお茶しようと約束してたのに実現してなかった。
(私が将棋の広尾教室に通ってた頃からだから、かなり長い。汗)


も一つは、その友人が、元・女優だから。


二年前、シェイクスピアの朗読劇を体験した際、講師に
「演劇をやるべき!」と勧められてから、なんか気になってました。
劇団とはどのようなもの?経験者の彼女に話を聞いてみたいと思っていたから。


ご主人も一緒に会ったのは、元々は最初に、ご主人の方と知り合って
仲良くしてもらったこともあるし、
ご主人も仕事で劇団に出入りしていて、詳しそうだから。


あ、広尾でお茶する約束はご主人としてたんだっけ!


なぜ劇団に入ることを考え出したかを、素直に話すと、
さすが劇団経験者、私が想像出来なかった、でも真実っぽいことを
教えてくれました。


妻:「監督が(区切りで)ストップしたのに、演技を続けたのは、監督にしてみたら
新鮮だったと思う」
ここ:「え?!(恥 」
妻:「しかも、良い意味で期待を裏切る演技だったんだと思う」


ここ:「監督が台詞覚えて来いって言ったのに、覚えてない人が多くて、
その人たちと比べてちゃんと演じられたのは、当たり前と思う」
妻:「(他の人たちは)台詞が入ってなかったから、みんなの前で演じる、
いわゆる本番で、緊張するんだよ。
ここなっつは本番で緊張しなかったんでしょう?自分の思う通りに演技したのも、
監督には新鮮だったと思うよ」


夫:「だから監督は、育ててみたいと思ったんだろうね」


あ〜、そういうことなのかぁ〜


演劇を始めるべきは、どこかの劇団に入って演技の勉強をしてみなさい、
ってことじゃなくて、その講師が見出した可能性を、一緒に引き出してみよう、
そういうことだったのですね。


友人が幾つか劇団の名前を教えてくれたので、帰ってネットで調べました。
調べたら、私にはハードルが高い気がして、ちょっと凹みました。


自分が好きなことには、どんなにハードル高く、弟たちに
「それ、勘違いしてる人っぽくてアブナイ!」と言われても
臆することなく始められたのに。
やはり昨日今日思い付いたことには、覚悟が足りないのかな。


劇団に入るのと、将棋塾に通うのと、いったい何が違うのよ?と
思うのですが、
たぶん、出会った当時の友人を見ていたから、怖くなったのだと思います。


劇団そのものもさることながら、それを話す二人のテンポの良さや、
この数年で劇的に変化していた友人のファッションにも魅力を感じて、
楽しいランチタイムを過ごしました。


劇的に入るとしても、まずは身体が思う通りに動かせるようになってから。
それまでに、劇団で何をしたいのか、もう少し具体的にしてみよう♪