転職

転職というと、通常、勤務先を変えることを言います。


仮に日本食の料理人が居て、彼が勤めている店を変わったとして、
しかし、それでも相変わらず日本食を作るなら
転職と言わなくても良いじゃないか、と
この数週間の私は思ってしまいます。


と言うのも、私は、会社は変わってないのに、業務内容は
転職と言いたくなるほど、変わってしまったからです。


数週間前の仕事は、正直なところ好きじゃなかったので
未練はまったくないですが。
それでも、もう「やりたい仕事」では戦力になれないだろうからと
異動希望は出していませんでした。


周囲の年輩たちも
「この歳の転入者なんて、面接しても採用してくれないだろう」と
意地くそ悪いことを言ってましたので、諦めてました。


だから全く希望してない、畑違いの部署に今更行かされても
慣れてないとか力量がないとかいう問題ではなくて
納得できないのです。
こんな異動があるなら、それこそ「今から好きな仕事に転職」も
アリなんじゃないかと。


あまり威張れないけど、たぶん会社は知らないだけで
新しい部署に必要な最低知識くらいはあります。
だから会社が私を精神的に追い詰めて自主退社させたいのだとしても
残念ながら、新しい仕事はそこまで苦ではないです。


前の部署では議事録ばかり書かされていて、エクセルの関数も
使えないと思われていたので
(説明されたときに、いちいち「知ってます」とか言わずに
静かに上司の言葉を拝聴していたので)
イヤガラセのつもりかな、なんて思ったし、周囲もそう
思っているようだけど。


半年経って、今のメンバー並に仕事をこなせるようになったら、
本当に転職を考えても良いかと思い始めました。
まだまだ自分には、その柔軟性があると、自信を持てるように
なるでしょうから。


休職歴を後ろめたく思わせる会社の雰囲気を
もう甘受しなくても良いんじゃないかと。