宿題

学生の頃、その立場がイヤでした。
勉強というのは終わりがないからです。
自分の時間を、可能な限り勉学に費やすのが学生の本分。


だから社会人になれば、決まった労働時間以外は
仕事に携わらなくていい、それが魅力でした。


サービス残業が横行している… いや、むしろ
それで日本経済は支えられているという現実は、
ちょっと横に置いておいて。


さて、そう思いながら、私は月謝を払って習い事をしています。
好きなことだから、それに時間を費やすのは苦では
ありません。


先生に見てもらう日までに、スキルを上げておきたい。
だから具体的な宿題は出ていないけど、
平日も訓練します。


そのスキルというやつは、中学の頃には全国大会に
出場したほどなので、かつては低くはなかったはず。
しかし、社会人になってからはサボり続け、今では
そんな片鱗もない…


というわけで、基礎が一度は身に付いているから?
先生曰く
「回を重ねるごとに、どんどん上達する〜、
おもしろーい、たのしー!」
そうです。


中学の時のレベルまで戻して、やっとスタートです。
まず、そこまでは猛スピードでいきたい。
そんなわけで、自宅訓練にも精が出るのです。


ただ、体幹というか… 全体的に筋力が落ちているので
筋トレも無視できません。
肩のケガもだいぶ良くなって来たので、階段の昇り降りを
始めてみました。


そうなってくると、会社に束縛される時間というのが
恨めしくて仕方ない…