猛練習中

さて、発表会を一週間後に控え
最後の練習です。


我ながら、猛烈な追い上げです。


出場を決めて二週間は、課題というよりは
基礎のやり直しに集中。
次の二週間は、お手本をひたすらおさらい。


金曜の夜、ようやく自分らしくアレンジして、
初めて先生に披露となりました。
なぜ今ごろになって初披露なのかは、前回のエントリ参照…


最初、先生は始まった瞬間に
「ちょっとストップ! これで合ってます?!」


学校側からタイトルの確認指示を受けていた先生は、
私のあまりの不調に、学校側にミスがあったと思ったらしいです。
すみません…


家での練習と、学校での練習では材料が違うので
イマイチ、乗れなかっただけでした。
発表会では学校が用意してくれた材料を使うので
「大丈夫!今から合わせます!」というわけで、開き直ったら
不調など吹き飛びました。


蛇足ですが、アルペンスキーだけは大得意の私は、
自分の板を持っていません。
ゲレンデでレンタルします。 多少の板の不備も技術でカバー。
応用できる幅があって、実力だと思うのです。*


家で練習していた時は不安が残っていたのですが、
先生に披露したら…というか、披露しても、いつもと変わらない
結果が出せたので、がぜん、自信が付きました。


先生もビックリで「自分で仕上げてきましたね!私から
いうことは、ありませんよ!」


申し込んだ時は「今夜、きっと後悔する」と言ったら、
場数を踏んだプロの先生が
「俺も初めて出場すると決めた夜、すごい後悔した。
でも、そんな緊張することを乗り越えたら、成長すると思わん?」


そんなことを話したのに、未だに後悔してない私は、
たいして成長できないのかもしれません。
正直、誰も私の出来の良し悪しなんて、気にしてないと思うので。


ただ、私の目標として、他人に不快感を与えないことです。
かつて、遊びで私がそれを公衆で披露したとき、
赤の他人がこっち見てシンとなったことがあります。
次いでリクエストがバンバンきて、最後にはその店の経営者に
高価焼肉に呼ばれて、スカウトされたことも。


そんな経験が多少ある私ですが、あるとき、会社の先輩と行ったら、
先輩は数十人を釘付けにしただけでなく、ため息までつかせた。
嫉妬を覚えましたが、彼女との実力差は明らかで、ああなりたい、と
憧れもしました。


彼女は会社を辞めて、プロになりましたけれど。


そんな若い頃のようにはいかない現実を受け入れつつ、
せめて、不快にさせないように頑張ろうと思います。


そのためにも、今は練習しかありませんね。


* 一度、レンタルした板が、エッジが全く研いでなくて
アイスバーンでコケまくった経験があります。
最低限の道具は必要ですね。