会場で浮く〜発表会part2〜

定刻に会場に行くと、生徒は集まってました。
初参加の私には初対面ばかり。


学校に通う年齢層は広いはずなのに、集まっていたのは
10〜20代。 超場違い感が漂い、居た堪れないです。
いっそ堂々と立っていましたけれど。


K先生がすぐ私の異常に気付いたけど、まあやれるはず、と
辞退はしませんでした。
インフルエンザによる欠席者は、予想以上に多く全体の1/7ほど。


発表順は一週間前に連絡されましたが、ラストから二番目、
ラス2です。
「ずっと緊張するから大変ですね」とK先生は励ましてくれるけど、
クジで決めたので、仕方ないです。


でも、初参加なんだから、ラス2ってのはあんまりかと、
ちょっと思ったり。。
ちなみに、出番はスタートから6時間後です。


全員が吐くほど緊張してる、と司会者が激励しますが、私は
そんな緊張していませんでした。
「私の出来の良し悪しなんて、誰も気にしない」と思って。
そんな態度ダメじゃん、ですが。


プロと違って、発表会はしょせん発表会。
不安や緊張を露わにする人は多いし、上手に出来た人は
得意げが鼻につく…なんてこともありました。


すごく良い作品だなー!と、ウットリすることもありました。


さて、自分です。
6時間も待っていたので、足腰に来ます。ちょっと早めに
バックヤードに向かい、一人でストレッチ。
背中、腰、肩まで、ありえないくらいバキバキ鳴りました。


控え室と呼ばれた部屋で待つわけですが、ここの緊張感は
会場の比ではない!笑顔ぎこちない!
此の期に及んでもまだ緊張しない私は、会場を映すモニターを
見ながら、飛び跳ねたり拍手したり。


いえ実は… ステージ?の袖で自分の番を待っている時でさえ、
前の発表者の作品を見ていて、自分の作品のイメトレなんて
微塵もしませんでした。


投げやり? いいえ、他人が作品を発表してるのに、
イメトレは逆効果。
ベートーベンの交響曲を聴きながら、リストのピアノ曲
口ずさめますか?って感じです。


で。ついに出番が来てしまいました。