そういうことにエネルギー使うのは虚しい

メイキング・オブ・『ウェブ時代をゆく』を読んだ。講演には
行けなかったけど、面白かったんだろうなぁ(羨)と思う。
この中で梅田さんが

「頭で読む人」というのは、そこに書いているファクトが新しいかどうか、自分が知らないことが書かれているかどうかをチェックするという読み方をします。遠いところから「本に書かれている知」を傍観者として論評します。


と書いて(話して?)いる部分。え。そんな読み方ってどんな?
私のBlogを読んでくれている両親に「私の読み方ってどっち?」なんて
真剣に聞いてみたりしたんだけど、今日、その「頭で読む人」の一例を見た。
有名なブロガーだ。なんとなく良いイメージが持てなくて、私が彼のブログに
アクセスしたのは今日が初めて。


どんなものにも賛否両論あると思うが、それはそれとして、私が思った
のは、ネットはたぶん、某氏が思っている以上にもうメディアとして
立ち上がっているよ、ということ。批判するのは結構だけど、それがどう
世間に見られるのか考えた方が賢明だ。


某氏の批判する梅田さんのエントリーの中に下記引用部分がある。
読んだときから、ずっと心に残っている。

僕だって君たちを見ていて、悪いところとか、足りないところとか、たくさん見えるよ。でもそんなことを指摘して何になる?


アルジャーノンや聖徳太子じゃあるまいし、15分で本の内容を批判
できるほど深く読み取ることは不可能に近いと思うよ。
ネットいなごとか言われたくないので、某氏のエントリーにリンク
貼りませんが。 読んでみたい人にはメールでアドレスを教えます。